弱医の考える不動産投資のタイミングと条件

不動産投資

弱医なら、不動産は買え!!

しかし、どの不動産でも良いという訳ではない。

不動産セミナーか何かで、節税という言葉に踊らされ、いくつも区分マンションを所有してしまうというカモになるのは避けたい。

医者が不動産投資を始めるべきタイミング、そして購入すべき物件について考えてみたい。

勤務医を辞める前

まず、独立希望があるのであれば、勤務医として雇われているうちにローンを組んだ方が、圧倒的に信用の面から融資が降りやすい。

もし、独立やフリーへの転身を考えているのであれば、勤務医の間に不動産融資を通してからにすべきである。

家族が増える前のタイミング

また配偶者や子供が生まれた時には、これを機にそろそろ生命保険に入っておこうかなどと考えが浮かぶだろう。

そんな時こそ、不動産購入のタイミングである。

ローンで不動産を購入する際、団体信用生命保険に加入することとなる。これは、契約者が死ねば、残りのローンがチャラになり不動産も手元に残るというものだ。

つまり、不動産投資をすれば、同時に生命保険代わりの機能もついてくるのである。

掛け捨てのクソみたいな死亡保険に加入するくらいなら、マンションを買え!!

 

どんな物件を狙うべきか?

不動産購入の際は何を考えるべきか?

それは、一にも二にも、とにかく立地である。

しかし、駅近なら良いかというとそういう訳でもない。

その物件の立つ場所を絶対に自分の目で確認するべきである。

具体的には、

・主要な駅からの距離
・想定される住人イメージ
・街の雰囲気
・周りの物件

特に想定される住人として、学生、単身社会人、夫婦、家族など、そのマンションの立地に照らし合わせた用途とそこを希望してくる住人層の具体的なイメージが湧くかどうかを大切にすべきである。

そして、自分がそれに該当する人物だと仮定して、部屋を決める場面を想定し、その物件がピンとくるかどうかを考えて欲しい。

誰から買うか

どんなに良い物件の条件を知っていようと、それに該当する物件を見つけられなければ無駄に終わる。

つまり、どうやって良い物件と巡り合うのかが最も重要な問題である。それには、良い不動産屋と出会うことが肝心だ。

まず基本的なこととして、やたらと高級な服や時計、車、など見た目が派手な奴は信用しない方が良い。また、「絶対に儲かる」、「この物件は失敗しない」など、うまい話しかしてこない奴は絶対に信用してはならない。

どんな物件を購入しようが、投資リスクはゼロになる訳ではないからだ。世の中に絶対などないのに、簡単に絶対などと口走る人間は論外である。

向こうから売りに来た奴は信用するな

基本的に自分と面識のないセールスマンが、なぜ自分より裕福であるはずの医者なんかに良い物件をあてがってくれるだろうか?

そんなに良い物件なら、なぜ自分で買わないのか?自分で買えないにしても、自分の大切な人にでも売れば良いではないか?

物事の道理を普通に考えると上記のような思考回路になるべきだ。

つまり、向こうから不動産を売りにやってくる人間は、医者を100%カモにしようとしている人間だけである。

人となりを充分に見極めた上で不動産屋とは付き合うべきであり、最終的には、この人から買って、もし損したとしても仕方がないと思えるくらいの関係性があるかどうかが肝心である。

 

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